CASE STUDIES

Goalousを使うことで、
階層化を破壊し
上層部のメッセージを
世界中の拠点へ配信することに成功しました。

  • ミッションやビジョンの共有で社員のモチベーションを向上
  • 階層・部門の垣根を超えた双方向での情報共有が浸透
  • ゴールを明確にしコラボレーションを創出
豊田通商株式会社

豊田通商株式会社

会社概要

豊田通商はトヨタグループの総合商社として、金属、グローバル生産部品、ロジスティクス、自動車、機械、エネルギー、プラントプロジェクト、化学品、エレクトロニクス、食料、生活産業の事業領域で豊かな社会づくりに貢献する価値創造企業を目指します。


従業員数

58,565人


インタビュイー

Loh,Chee Ming様

豊田通商では、グローバルな人材育成の強化・育成の柱に『Goalous』を活用しています。グローバルHR部門は、世界中で数百の事業を展開する豊田通商において、人材戦略の中核となる組織です。研修や事業の橋渡しを担う領域をミッションとし、グローバルな連携強化に力を入れています。今回は、日本を代表するグローバルカンパニーでのGoalousの運用・活用方法について話を伺うことができました。

ミッションやビジョンの共有で社員のモチベーションを向上

なぜGoalousの導入を検討したのか。

(Loh,Chee Ming様)私は豊田通商の全社員のさまざまな教育や研修を担当しています。その中には、世界各国から選抜された20名弱の社員と一緒に、一年を通じて行う研修もあります。この研修は世界中に拠点を持つ豊田通商独自のもので、将来の経営人材候補となる社員のコミュニケーションを促進させ、これからの豊田通商を牽引する新たなビジネスを創出することを目的としています。しかしながら研修が終了してしまうと、参加した社員同士のコミュニケーションを倍加させる活発なコミュニケーションは生まれ難く、研修の効果を加速させるにはどうするべきかと思い悩んでいました。自由に発信して、コミュニケーションを促進し、ひいては新たなビジネスが生まれるような、そんなツールを探していた時にGoalousに出会いました。Goalousは独自の目標管理システムであるGKA(Goal, Key Result, Action)に基づいたコミュニケーションツールであり、各社員のミッションやビジョンの共有が可能になることが画期的で新しく、弊社のマインドとの共通部分も多いと感じ、導入に踏み切りました。

階層・部門の垣根を超えた双方向での情報共有が浸透

Goalousを導入して感じたこと

(Loh,Chee Ming様)Goalousを導入する以前のコミュニケーションのほとんどがメールで、全体発信をする機会が無い状況でした。導入以降は、研修を受けた社員のその時の気づきや学びをシェアすることで、研修後もその後の状況を共有できる点に魅力を感じます。また3年程度Goalousを活用してきましたが、過去の研修情報のストックも溜まってきているため、新たに研修を受ける社員がOBの軌跡を追うことができたり、OBとの双方向の情報共有の場になることもメリットと感じます。何より階層化された組織の垣根を超えたキズナが生まれることに意味があると思っています。

研修を受けられている社員はすぐにGoalousの利用に馴染みましたか (Loh,Chee Ming様)これまで関係性を築くことが難しかった他部署のエリート達?(笑)とコネクションを持てたことは大いにメリットだと感じたようで、気づいた社員はGoalousを積極的にビジネスチャンスに活用しようとしています。実は研修メンバーだけでなく、弊社の社長や副社長をはじめとする役員もGoalousに参加しており社員の業務を見ています。またGoalousの立て付けも分かりやすく馴染み易いので、気軽な雰囲気でコミュニケーションが取れることも良かったと思います。

ゴールを明確にしコラボレーションを創出

具体的にどのような効果がありましたか

(Loh,Chee Ming様)これまでクローズドの研修でしたが、研修後、研修内容を各事業部に持ち帰ったことによる効果をGoalousに共有したり、またGoalousを通じて知り合い、繋がったことで、お互いに興味を持った事業体に出向したりさまざまなコラボレーションが生まれるようになりました。

少し前だと、副社長発信のGKAがすごく盛り上がりましたね。副社長が「作成した動画メッセージを世界中のオフィスで見せる」というようなGoalを作成し、各拠点のリーダーがそれをシェアしました。動画を見せた後は、見たメンバーと一緒に写真を撮ってGoalousにアクションするように促しました。写真があるから単純な報告より楽しくて(笑)。また目標設定がグラフィカルに可視化できるため、やりがいがありますね。単にやるだけでは絶対に見ることができない現場の雰囲気などもわかって一石二鳥だと感じました。

今後のGoalousへの期待

(Loh,Chee Ming様)弊社では将来の経営人材候補生を中心にGoalousの活用をしていますが、継続的な利用を習慣化するまでに若干時間がかかる傾向があるとも感じます。私は同研修の運営の中でGoalousを確実に使うように働きかけていますが、私がそうしなくてもGoalousを上手に使えるよう、イントロダクションの部分をより分かりやすくしてもらえると良いと感じます。ツールとしては素晴らしく、社員のインクルージョンや成果につながるモノだと感じています。さらなるGoalousの進化を期待しています!